臨床TMS研究会について 経頭蓋磁気刺激・rTMS療法

 
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臨床TMS研究会について

  • うつ病の社会問題化

  1. 「患者調査」によると、1996年には43.3万人だったうつ病等の気分障害の総患者数は、2014年には111.6万人と2.6倍に増加している

  2. 自殺既遂者に対する調査から、うつ病等の気分障害が自殺の要因として特に重要であることが明らか

  3. 2011年、厚生労働省により、精神疾患が癌などと同様の「五大疾患」に認定

  • 反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)とは

  • 療養と薬物療法のみでは社会復帰できない患者さんも多く認められております。そのような患者さんに対して、一定の治療効果をもつ新たな治療法として、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法がわが国でも承認されました。

  • rTMS療法は、変動磁場を用いて脳内に渦電流を誘導し、脳実質を刺激することで、皮質や辺縁系の機能的不均衡を是正することによって、抗うつ効果が得られると考えられております。この侵襲性の低い脳刺激療法は、新たなうつ病治療の選択肢として期待されています。

  • 当研究会の目的

  • 精神疾患に対し反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)に関心のある医師および医療従事者が集まり、適切な診断と治療を通じて症状改善が行なえるよう、相互の連携により患者様が適切な医療サービスを受けられる基盤作りを検討することです。

  • ・ 保険診療で実施している医療機関の情報提供
    ・ rTMS療法における問い合わせ対応
    ・ rTMS療法の普及啓発活動、など

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役員 五十音順

役職 氏名 所属機関名
代表世話人 竹林 実 熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座
副代表世話人 中村 元昭 昭和大学発達障害医療研究所
事務局世話人 髙橋 隼 大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室
コア世話人 鬼頭 伸輔 東京慈恵会医科大学精神医学講座
コア世話人 伊津野 拓司* 神奈川県立精神医療センター
世話人 五十嵐 良雄 医療法人社団雄仁会メディカルケア大手町
世話人 金沢 徹文 大阪医科薬科大学神経精神医学教室
世話人 髙橋 英彦 東京医科歯科大学大学院精神行動医科学分野
世話人 立石 洋 佐賀大学医学部附属病院精神神経科
世話人 平木 文代 戸田病院精神科
世話人 朴 秀賢 熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座
世話人 松田 勇紀 藤田医科大学臨床研究・開発教育学
世話人 目片 隆弘 桶狭間病院藤田こころケアセンター精神科
顧問 樋口 輝彦 一般社団法人日本うつ病センター
顧問 川人 光男 ATR脳情報通信総合研究所 / 奈良先端科学技術大学院

*データ利活用委員会担当

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臨床TMS研究会への入会について

本研究会への入会を希望する場合は、以下の事務局メールアドレスにお問い合わせください。世話人会で審査の上、承認手続きを進めて参ります。

  • お問合せ先「臨床TMS研究会事務局」

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